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車に取り付けたセンサーで路面の凸凹の情報を集め、道路や橋の維持管理に役立てる実証実験が県内で始まった。内閣府が進める「戦略的イノベーション創造プログラム」の一環で、老朽化が進む交通インフラの保全につながる技術を研究する。地方圏では初めての試みで、実験を手掛ける事業者は「国内でもまだ数少ない事案。成果を期待している」と話している。
大分交通(大分市)が協力し、バス6台にセンサーを設置した。別府市を中心に大分市―国東市間の各バス路線で路面の情報を収集する。11月から本格的なデータ収集に入っており、当面は12月末まで実施。その後の継続も検討する。
実験は社会インフラ関連の情報システム開発を手掛けるJIPテクノサイエンス(東京都)と東京大学が実施。センサーは市販の携帯音楽端末を転用し、振動を感知する加速度センサーと衛星利用測位システム(GPS)、通信装置を備える。バスは運行を終えて営業所に戻ったら、データを東大生産技術研究所(東京都)に送信。情報を蓄積して大規模データ処理をし、どの道路がどの程度傷んでいるかを把握する。
JIP社によると、実証実験はこれまで千葉市と大阪府豊中市で実施。タクシーや警備会社の車を用いてデータを集めた。路線バスを利用するのは今回が初めてで、担当者は「本格的に一定期間、広範囲を走り回るのはあまり実例がない。バスは同じ路線を繰り返し走るので、データの精度も高くなる」と期待を込める。数年以内に実用化に・・・
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