2015年12月6日日曜日

世界初のガソリン自動車「ベンツ1号車」が大阪モーターショーに出展


2015年12月4日(金)~12月7日(月)にかけて開催される第9回大阪モーターショー。西日本最大級のモーターイベントとして、コンセプトカーをはじめ、国内外の最新モデルが一堂に集っています。

そんななか、産業技術短期大学の学生たちが、1885年に開発された世界初のガソリン自動車「ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン」を再現し、同車両を展示しています。

「ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン」はカール・ベンツが設計し、単気筒4ストロークエンジンを車体後方に載せた3輪車。

当時の長距離移動はもっぱら馬車によって行なわれていたため、すべてが機械で動く自動車に対する目は冷ややかなものでした。

そんな状況に対して、カール・ベンツの妻であるベルタ・ベンツは夫の寝ている隙に、「ベンツ・パテント・モートルヴァーゲン」で旅行に出発。道中で多くの人の注目を集めて、自動車の有用性を証明したと聞きます。

現在は、愛知県長久手市にあるトヨタ博物館にレプリカが展示されており、再現にあたってはこの車両を採寸。目視で確認できない部分は資料などから推測し図面を起こしたとのこと。

最新モデルも魅力的ですが、すべてのクルマの原点ともいえる「ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン」も見逃せません。展示は4号館にて。

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・ ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン - Wikipedia
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・ 第9回 大阪モーターショー