2015年12月23日水曜日

排ガス不正ないか 国内の車の検査方法を公開


ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが排ガス規制を逃れるため、
不正なソフトウエアを搭載していた問題を受けて、国は国内で同じような不正がないかを確認するサンプル検査を今月末から始めることになり、22日、検査の様子を公開しました。

この問題はフォルクスワーゲンが排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車に検査時にだけ有害物質の排出を低く抑える不正なソフトウエアを搭載していたもので、国内では自動車メーカーなど9社が不正はないと報告しています。

国土交通省と環境省は実際の車両でサンプル検査を行って不正がないか確認することにしていて、22日、東京・調布市にある交通安全環境研究所で検査の様子を公開しました。

検査では車を台の上で走らせて、排気ガスをホースで検査機器に取り込み、有害物質の排出量を測定します。また、実際に路上を走行する検査も行い、いずれも速度などを変えて5つのパターンで実施するということです。

検査は今月末から販売台数が多い8車種のディーゼル車で実施する予定で、国が分析結果を発表することにしています。

国土交通省環境政策課の高井誠治自動車使用適正化対策官は「実際に測定して確認することで大気環境の保全に役立つものにしていきたい」と話していました。

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排ガス不正ないか 国内の車の検査方法を公開 NHKニュース

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交通安全環境研究所

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