2015年12月17日木曜日

トヨタ「パッソ」、16年刷新する次期型の全貌


基本設計を転用する新モデルの観測も
トヨタ自動車がラインナップする普通乗用車の中で、「ヴィッツ」と並び最小クラスに位置する車種の一つが「パッソ」だ。トヨタグループで小型車が得意なダイハツ工業との協業による5ドアハッチバックのクルマで、トヨタ向けの生産はOEM(相手先ブランドによる生産)でダイハツが担当。トヨタは原則として「カローラ店」の取り扱いで、ダイハツの系列販売店では「ブーン」の名称でも売られている。

根強いヒットモデル

パッソは2004年6月に初代が登場。その約5年半後の2010年2月にフルモデルチェンジ(全面改良)したのが、2代目に当たる現行モデルである。エンジンは1000ccと1300ccの2種類。発売から5年以上が経過しているものの、今年1~11月までの月間平均販売台数は約3800台。車両本体価格が約110万円からと手頃なうえ、小さな車体サイズながらも角張ったデザインを生かした広めの室内空間や取り回しの良さなどが評価され、トヨタのガソリンエンジン車の中では根強いヒットモデルになっている。

トヨタの販売現場で耳にするところによると、パッソは軽自動車と比較検討するユーザーも少なくないようだ。4人乗りの軽自動車に比べパッソは5人乗りで車体サイズも大きく、衝突安全性能が高いことなどがトヨタのセールストークで、軽自動車との競合に勝つケースも少なくないという。

そのパッソが2016年春にフルモデルチェンジする。筆者は3代目に当たる次期パッソのスクープ情報を入手した。次期パッソは4月1日から生産を開始。4月11日に記者発表される見込みだ。全長3665mm、全幅1665mmは2代目と同じサイズを踏襲しながらも、全高を同10mm下げる。一方で、室内長で145mm、前後シート間隔で75mmを現行モデルから広げる。

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